ブエノスアイレス州サンマルティンにあるINTI本部であるミゲレテテクノロジーパークの講堂では、カイゼンTANGOプログラムを推進した日本政府との5年間の協力作業の成果が発表された。 セミナー「5年間の協力：共通の哲学」の開会式は、同施設の当局者であるサンドラ・マイヨール氏とホルヘ・シュネーベリ氏が主催した。 山内溥駐アルゼンチン日本大使。 JICAアルゼンチン駐在代表武田裕之氏、 アルゼンチン国際協力・人道支援庁国際協力国家局長 – サンティアゴ・ガラル州カスコス・ブランコス。 経済省産業生産開発事務局の中小企業政策国家ディレクター、パブロ・ベルコビッチ氏。 同様に、ギレルモ・メレディス商務・投資促進次官と、このプログラムの影響を受ける全国のパイロット企業や市民社会組織のメンバーもイベントに参加した。

会議では、INVAP 社の代表者が出席しました。 ネウケン州サンマルティン・デ・ロス・アンデスボランティア消防士協会。 テクノロジー流通会社PC Arts。 ラ・パンパ州の中小企業マニック・パタゴニアは、日本のカイゼン哲学に基づいた管理テクノロジーの導入の経験と利点を共有しました。

Kaizen TANGO プロジェクトは、日本の「継続的改善」の理念に基づいて、5 年間の期間で合意された日本とアルゼンチン政府間の二国間協力イニシアチブとして誕生しました。 「カイゼン」とは、小さな変更やさまざまなツールの導入に基づいて、時間をかけて継続的に実行する継続的な改善を指す日本の概念です。 また、「TANGO」とは「Technical Assistance Network for Global Opportunities」の頭字語で、スペイン語で「世界的な機会のための技術支援ネットワーク」を意味します。 カイゼンの考え方には、5S（組織、秩序、職場の清潔さ、保守、自己規律）、TQM（Total Quality）、TPM（Total Productive Maintain）、JIT（Just in Time）、SMED（Single Minute Exchange）などのさまざまな方法論が含まれます。死ぬまで）、廃棄物処理（7 つの生産損失）など。 5S ツールの導入は、継続的改善への基礎または出発点とみなされます。

日本の足跡に倣い、このプログラムはアルゼンチンの産業部門の生産性と競争力を向上させ、我が国をこの分野における国家的および地域的な基準に変えるという目標を設定しました。 すべての活動は、INTI Management Technologies ネットワークの専門家によって日本の専門家と協力して実施されました。

「近い将来、アルゼンチンが高品質製品の供給国となり、日本企業や地域内の他の国々からの新たな投資を促進することが期待されています。 私たちの最大の願いは、ラテンアメリカにおけるカイゼンの概念普及の参考となるよう、同国との協力を継続することです」と山内溥日本大使は述べた。 一方、JICAアルゼンチン駐在代表の武田裕之氏は、プログラムの枠組みの中で、各国の知識と経験の交換を強化するための「生産性のためのラテンアメリカ・ネットワーク」の創設を強調し、次のように述べた。中小企業は日本の対アルゼンチン援助の重点分野の一つであり、INTIとは20年以上にわたりこの分野での協力関係を強化してきました。

INTIのサンドラ・マイヨール会長は、「私たちはこの機関から、産業知識の移転を通じて全国の中小企業を支援するというコミットメントを維持しており、この意味で、Kaizen TANGOプログラムは私たちに管理技術をもたらすことを可能にしました」と強調した。企業に貢献し、国の産業を強化します。 この 5 年間、INTI の専門家と日本の専門家は協力して、国内のすべての中小企業に技術支援とトレーニングを提供し、生産プロセスを最適化し、競争力を高めてきました。 本日、私たちはこれまでの取り組みが実を結び始め、生産に付加価値を与え、アルゼンチン人により多くのより良い雇用を生み出しているという確信のもと、一つの段階を完了しました。

2018 年、Kaizen TANGO プログラムの実行の第 1 段階で、各中小企業の個人的な経験を増幅し、それを協力的かつ協力的な仕事に変換してネットワークを強化することを目的として、アルゼンチン継続的改善ネットワークが設立されました。 制度上の関係。 国家機関、商工会議所、大学、社会団体、国際機関で構成されるこの組織は、国内の革新的な公共政策の設計、計画、生成の基礎となる戦略的生産性ガイドラインを定義するという目標を設定しています。 。 生産性、イノベーション、ビジネス開発、社会的側面という 4 つの主軸で評価されます。 その結果誕生したのが「Kaizen TANGO」プロジェクトです。 管理技術の基準としての INTI を強化することと、全国にわたる継続的改善のネットワークを強化することという 2 つの目的を達成しました。

5 年間の恒久的な活動を通じて、INTI アドバイザーと日本の専門家は、99 社の国内中小企業、3 社のコロンビア企業、5 社のパラグアイ企業、および 27 の市民社会組織に支援と研修を提供しました。 INTI およびプロジェクトの他のアルゼンチン機関の専門家を対象に、5 つのトレーニング コースが日本で開発されました。 同様に、第三国コースの一環として、ラテンアメリカ、カリブ海、アフリカの組織からの90人の専門家がアルゼンチンでカイゼンの訓練を受けました。 さらに、INTIは国の生産ネットワークの能力を強化するために116人の専門家を提供し、中小企業の競争力向上を目的としたセミナーに6,509人が参加することができた。

プレゼンテーションの終わりに、管理技術における国家基準としての INTI の開発の一例として、当局はプロジェクトの一環として設備が整えられたミゲレテ テクノロジー パークの管理技術研究所 (TG Lab) を訪問しました。 実践的なトレーニングを通じて知識を伝達し、企業や機関への技術支援中にテストやデモンストレーションを実施し、新しいツールや方法論を開発するために設計された交流スペース。

Kaizen TANGO プロジェクトの終了。 これにより、日本政府との新たな協力イニシアチブの可能性も開かれます。 まさに、展示会期間中、INTIは国際協力機構（JICA）との新たなパートナーシップ提案を提示しました。これは、生産に適用される日本の「継続的改善」の哲学を強化することで共同作業を継続することを目指しています。