ひとりのおうち時間

ちょっと不思議なSF世界観。おすすめ漫画5選

漫画1冊で変えられる、いつもと違うひとりの時間。 世界観が少し変わっているおすすめ漫画を5つご紹介します。

おうちにあるお気に入り漫画、ゴロゴロしながら読むのが好き。
いつものスペースに、いつもの格好ですっぽり収まるのが好き。

でも、たまには違う漫画も読んでみたい。
出来れば、いつもとちょっと違うの。
本屋さんの人気コーナーから外れて、隅っこに置いてある、のに、実は面白い。みたいな。

そんなときにおすすめの、ヒトクセある漫画をご紹介します。

ブランコ/ウィスット・ポンニミット

出典:www.kyotomm.jp/event/exh/tam_kun_2009.php

ちょっとだけ未来の話。
不思議なチカラを持った少女「ブランコ」とそれを取り巻く人々の”ちょっと不思議な”ストーリー。
ふわっとした絵本のようなテイストとは裏腹に、地球温暖化や最新技術が登場。
未来の地球(?)で繰り広げられる世界平和と愛の話です。
傷を治すチカラを持ったブランコちゃんと、何も持たないけど一生懸命にブランコを大好きなペアくん。
生きるってなに?私ってなに?未来ってなに?と少し哲学的な漫画。

登場人物がひとりひとり魅力的で、純粋で洗われる。最終巻になる頃には真っ白な気持ちで透明な涙がポロリ。

ブランコ 試し読み

アタゴオル玉手箱/ますむらひろし

出典:sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-1374.html

この絵柄、見た事ある人が多いかもしれません。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜の猫版映画の時の絵ですね。

こちらもまた、ファンタジー。
食いしん坊で暴れん坊、欲望のままに動くヒデヨシと
人間のテンプラ、エスパーのツキミ姫が織りなすファンタジックな日々です。
読んでいると、だんだん、ふざけているようなヒデヨシは、実はまっすぐ純粋な心の持ち主なのでは…と思ったり。

そして、中に出てくる、せみの天ぷら(せみ天)が最高においしそう。
猫たちがショリショリと頬張ってる姿を見て、
私も「せみ天一丁!」と言いたくなってくる。

巨大な宇宙の中で人間の小ささを考える…夜にぼんやり読みたくなる漫画。

出典:mewts.blog117.fc2.com/blog-category-3.html

星の光でパンを焼く、なんて乙女チックな場面も間抜けな笑顔全開でかわゆい。

Amazon:アタゴオル玉手箱

25時のバカンス/市川春子

出典:blog.goo.ne.jp/sekaiichi_2009/e/c84d31a3e164bd63cf79a1a6662c950e

自身の作品集で手塚治虫賞を受賞した市川春子さんの短篇集。

おすすめは、本のタイトルにもなっている「25時のバカンス」。

美人天才海洋研究者である姉と天才カメラマンの弟のお話。
姉が新種の貝を食べてしまったせいで、寄生され、身体の中が空洞になってしまう。
少しツンとした姉と姉想いの弟が作り出す空気がなんだか恥ずかしいようで、ずっと見ていたくなるような感じ。

読み終わった後は、静かにお風呂に浸かりたくなります。

出典:canyou.at.webry.info/201009/article_1.html

描写のひとつひとつが美しく、寄生している生物も礼儀正しくどこか愛おしい存在。

Amazon:25時のバカンス

海獣の子供/五十嵐大介

出典:natalie.mu/comic/gallery/show/news_id/73774/image_id/137886

こちらの有名どころもご紹介。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞をとった漫画です。

うまく同級生となじめない中学生の琉花と
ジュゴンに育てられたという不思議な少年「海」と「空」との出会い。
ふたりの少年は魚と会話をすることが出来た。
…海を起点に、生命について、しっとり・ゆるやか・だけど力強く心をえぐってくる。

ぐいぐい読んじゃうー!というよりは、じっくりと本と向き合って読みたい、そんな漫画です。

こちらも文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
他の漫画のように、ひとつのお話をじっくりと、ではなくショートショート集です。

コメディからSF、ファンタジーまで色々なお話が詰め込まれています。
ひとつ読んで、「めっちゃ好きな話!」と思ってももうひとつ読んで「あれ?ビミョウかも?」というように
ひとつひとつの話にクセがあって、ついつい「あと1話!」と読んでしまいます。
おすすめは、以下にもアップされている「記号を食べる」。
こんなおいしそうな○△□、見た事ないです。

出典:d.hatena.ne.jp/m-kikuchi/20130325

サンカク、食べてる…

試し読み:ひきだしにテラリウム


いかがでしょう。
いつもの漫画ラインナップにすこし違う風を吹かせてみませんか。