ひとりのおうち時間

レオナルド・ディカプリオの名作に魅せられる夜。

おめでとうレオさま!今年のアカデミー賞でついに主演男優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオ。この機会に彼のこれまでの映画を見てみませんか。今回は、彼の出演するおすすめ映画をご紹介します。

悲願のオスカー像を手に…!

これまで4度もアカデミー賞にノミネートしながら、受賞を逃し続けてきたレオナルド・ディカプリオ(以下、レオさま)。
2016年2月末に開かれた第88回アカデミー賞授賞式でついに、レオさまの名前が…!「レヴェナント 蘇えりし者」で悲願の主演男優賞に輝いたのです。会場にいた人が一斉に立ち上がり、割れんばかりの拍手喝采…。良かったね、レオさま。

この喜びをレオさまと分かち合いたい。でも、無理…。
仕方がないから、レオさまの過去の名作を見て過ごすのもありかもしれません。
そこで、今回はおすすめのレオナルド・ディカプリオ作品をご紹介します。
夜更かしのおともに、レオさまを。

他の夜更かしを知りたい方は
関連記事: 【特集】たまには、夜更かし。

キレイな顔が先行していた期

少年~青年期のレオさまの愛くるしさは、すごい。キレイな顔で世の女性のハートを鷲掴みにしていた時代の名作を3作品ご紹介します。

『ギルバート・グレイプ』

1994年公開
監督:ラッセ・ハルストレム
原作:ピーター・ヘッジズ
出演:ジョニー・デップ
   ジュリエット・ルイス
   メアリー・スティーンバージェン
   レオナルド・ディカプリオ ほか
アイオワ州エンドーラ。24歳になる今までこの街を出たことがないギルバートは、知的障害を持つ弟アニーと過食症で250㎏ある母親、2人の姉妹の面倒をみて暮らしていた。ある日、トレーラーハウスで祖母と旅を続けている少女ベッキーと出会う。ベッキーによって、ギルバートの疲れた心にも少しずつ変化が起こっていくのだった…。

レオさまが19歳にして助演男優賞にノミネートした映画。知的障害を持つ青年を見事に演じています。この時、世界がレオさまの演技力の凄さを知った瞬間でしょう。この作品の演技は本当に必見です。そして、まだ初々しさが残るかわいさがたまらない頃ですね。
家族の絆や周囲の温かさに感動できる映画です。

『ロミオ+ジュリエット』

1997年公開
監督:バズ・ラーマン
原作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:レオナルド・ディカプリオ
   クレア・デインズ
   ジョン・レグイザモ ほか
現代版ロミオとジュリエット。いがみあうモンタギュー一家とキャピュレット家をギャングの設定に変えるなどのアレンジがなされた本作。映像も現代風に書き換えられたスタイリッシュな演出になっている。

シェイクスピアの有名な「ロミオとジュリエット」を原作にした映画。当時、とにかくレオさまがカッコ良すぎると話題になっていましたが、ストーリー構成もかなり面白い映画です。叶うことのない恋愛にもがく男女の行く末。見終わった後も、悲しみをひきずるほどに絶望感の深い演出。あえて、情緒不安定な気分の時に見てほしい。落ちこみすぎて、後は上がるしかなくなるからです。

『タイタニック』

1997年公開
監督・制作:ジェームズ・キャメロン
出演:レオナルド・ディカプリオ
   ケイト・ウィンスレット
   ビリー・ゼイン
   キャシー・ベイツ
1912年、イギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが処女航海に出発。その船に乗り合わせた画家志望のジャックと上流階級のローズは互いに惹かれあう。ローズの婚約者である資産家のキャルや保守的なローズの母親などによって2人の関係は阻まれるが、それを乗り越えて強い絆で結ばれていく2人。しかし、タイタニックは氷山と衝突。船は、徐々に海の中に沈んでいくのだった…。

実際に起こった英国客船タイタニック号沈没事故をもとに作られた映画。世界中で大ヒットした本作は、アカデミー賞で歴代最多の11部門制覇を成し遂げたにも関わらず、レオさまはノミネートすらされず…。かわいそうですね…。
しかし、この映画でも、レオさまがカッコ良すぎると女性ファンは狂喜乱舞でした。とにかく、キレイすぎる顔を3時間眺められるというスペシャルな時間が過ごせます。

低迷期→転換期→ワイルド期

タイタニック以降、レオさまはパッとしない印象があります。「仮面の男」「ザ・ビーチ」など数々の映画に出演していたものの、正直なところイマイチ…。キレイな顔をした王子さまキャラが邪魔をしていた時代ですね。私はこの頃のレオさまがあまり好きじゃありません。せっかく演技が上手いのになぜその作品に出たのかと、やきもきしていたのを思い出します。
しかし、その後出演する映画をきっちりと選定し始めたレオさまは、徐々に路線変更していくのです。

『アビエイター』

2005年公開
監督:マーティン・スコセッシ
制作総指揮:レオナルド・ディカプリオ
出演:レオナルド・ディカプリオ
   ケイト・ブランシェット
   ケイト・ベッキンセイル
   ジュード・ロウ
父親が他界し、巨万の富を受け継ぐことになったハワード・ヒューズは、ハリウッドへの進出で映画を撮影するなどあらゆる事業を手掛けはじめるが…。

実在の大富豪である実業家のハワード・ヒューズの半生を描いた映画。潔癖症の母親の影響を強く受けたハワードが歳をとるにつれ、強迫神経症を発症します。この病気のせいで、部屋の外にも出ることができず、人に触れることもできなくなるハワード。この難しい役柄をレオさまが丁寧に演じきります。この作品で初めて主演男優賞にノミネートされ受賞の期待が高まりましたが…、ダメでしたね。しかし、このあたりから少しずつ路線変更していきます。

『インセプション』

2010年公開
監督・制作・脚本:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ
   渡辺謙
   ジョセフ・ゴードン=レヴィット
   マリオン・コティヤール
コブは人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くに入り込んで相手のアイデアを盗む企業スパイ。その腕前は、世界でもトップクラスだったのだが、国際指名手配となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と言われる難易度の高い仕事が舞い込む…。

夢の中に入ることでその人の潜在意識にあるアイデアを盗むという特殊な企業スパイ・コブを演じたレオさま。本作では、彼一人の演技に注目するというよりは、ストーリー全体がかなり魅力的です。エンディングの解釈の仕方については、当時かなり議論されました。我らが渡辺謙も良い味を出しております。本作を見る時は、全てが終わるまで気を抜かずにご覧ください。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

2014年公開
監督・制作:マーティン・スコセッシ
出演・制作:レオナルド・ディカプリオ
出演:レオナルド・ディカプリオ
   ジョナ・ヒル
   マーゴット・ロビー
   マシュー・マコノヒー
学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きはじめたジョーダン・ベルフォート。巧みな話術と斬新なアイデアで業績を上げ、ものすごいスピードで成り上がっていく。26歳の時で証券会社を立ち上げ、約49億円もの年収を得るまでに。そんな彼は、浪費を繰り返していたが思いもかけない転落が待ち受けていたのだった…。

レオさまにとっては、「レヴェナント: 蘇えりし者」の前作にあたる映画。実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生をもとにした本作、学歴も人脈もない男がウォール街でトップにのし上がっていき、そして転落していく様を描いています。レオさま演じるジョーダンの巧みな話術が見どころ。人を引き込むプレゼンには圧巻です。かっこいい役柄よりも人間味を感じる作品が増え、演技がワイルドになってくるレオさまをご堪能ください。

かっこよさではなく演技力

アカデミー賞に初ノミネートされてから22年。ようやく、オスカー像を手に入れることができたレオナルド・ディカプリオ。その演技力とセンスは抜群なのに、評価されなかった不運の俳優。キレイすぎる顔が邪魔をしていたのではと思ってしまう私ですが、今回受賞できて本当に良かった!
受賞作「レヴェナント: 蘇えりし者」を見る前に、過去のレオさまと喜びを分かち合おう…

もっと夜更かししたいなら
関連記事: 【特集】たまには、夜更かし。