ひとりのお出かけ

始まりも終わりも存在しない。森万里子「サイクロイド」展

90年代半ばより国際的に注目され、世界各国で個展を開いている森万里子さん。彼女の作品の数々は、公共の場所にコレクションされているほど。今回は、そんな森万里子さんの最新シリーズを展示している企画展を紹介いたします。

永遠という錯覚…

時折、街中で見かけるオブジェやモニュメント。普段は意識して見ることはありませんが、アート作品としても記念碑としても作者の意図や思いは詰まっているもの。

今回は、自身の作品が公的な場所にコレクションされていることも多く、近年では屋外へのモニュメント的な作品設置プロジェクトも手がけている森万里子さんの企画展「サイクロイド」をご紹介します。
この企画展では、『輪廻転生』『再生』などの考え方が色濃く反映された展示になっています。始まりも終わりもない、どこから来てどこへ行くのか、気が遠くなるほどの時間。永遠のループという錯覚にも似た感覚をどうぞ味わってみてください。

本展で中心となるのは、展覧会タイトルにもなっている最新のシリーズ作品 ”Cycloid” です。サイクロイドとは円がある規則のもとで回転するときに描く軌跡の総称で、特に外サイクロイドの作る、外部に増殖していくかのような形を作品に取り入れています。

引用: http://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2016/02/mariko_mori_cycloid/

また、エキピロティック宇宙論、ブレーン宇宙論の解釈に基づく彫刻も併せて展示されますが、これら2つの理論の提唱する「宇宙は誕生や消滅を繰り返し、始まりもなければ終わりもない、またパラレルに空間が存在する可能性すらある」という概念は、森万里子が長らく作品の主題に取り上げてきた自然との融合や、輪廻転生と驚くほど似通っています。

引用: http://www.scaithebathhouse.com/ja/exhibitions/2016/02/mariko_mori_cycloid/


場所:スカイザバスハウス
   〒110-0001 東京都台東区谷中 6-1-23 柏湯跡
会期:2016年3月11日(金)- 4月23日(土)
時間:12:00-18:00
休館日:日・月・祝日

===link@詳しくはこちら@http://www.scaithebathhouse.com/ja/===