ひとりのお出かけ

ふらっと「人が集まる」場所。清澄白河fukadaso(深田荘)

最近、観光客も増えて活気づいている清澄白河。多くのコーヒー店が新たにできる中、私が気になっていた「fukadaso」。昔ながらの良さを残しつつ建てなおされた空間は、思った以上に居心地の良い場所でした。

みなさんは、お隣さんをご存知ですか?
私は、知りません…。
なんとも世知辛い時代です。

最近、心のスキマ風を強く感じる、編集部ヤマダです。

ちょっぴりセンチメンタルな気分なので、
今回は、昔ながらの生活の匂いを求めて
清澄白河にある「fukadaso」におジャマしてきました。

築50年が醸しだす“おもむき”

1階は倉庫、2階を風呂なしアパートとして貸し出していた築50年の「深田荘」。

2011年の震災で外壁が全て落ちてしまったのをきっかけに、リノベーションをおこない複合施設「fukadaso」へ。

耐震補強と壁の塗装以外は、そのままという内装。

天井は、2階の床がむき出しで使われており、ドアや窓ガラスも昔ながらの雰囲気が残ったまま。

外壁もエイジング加工されたトタンを使用しており、通りを歩く人たちの目をひきます。

昔の長屋みたい

昔の長屋のように壁が薄く、トイレも共同など、入居者さん同士の距離が近いつくりのfukadaso。

私がおジャマした日も、管理人さんが他の入居者さんの開店を手伝っており、助け合いや気遣いが当たり前にあるようでした。

入居者といっても実際に生活しているわけではく、お店が入っているのですが、同じ長屋に住む“お隣さん”同士のようです。

さて、そんなfukadasoには、どんな入居者さんがいるのでしょうか。

101号室「fukadaso cafe」

1階の広さを活かした、ゆったり空間になっているカフェ。

昔、船で使われていたというトランクがテーブルになっていたり店主の手作り家具が置かれていたりとインテリアもひとつひとつ個性的。

隣の席との距離も程よく空いています。
ひとりで読書している人やぼんやりしているだけの人、オープンからクローズまでいる強者もいるようです。

天気の良い日は、大きな窓から差し込む光が本当に気持ち良い。

心なしかのんびりしているように見える清澄白河の通りを眺めているだけで、あっという間に時が流れていきそうです。

さらに、全て手作りだという美味しいスイーツと近くの焙煎所から仕入れているという香り高いコーヒーでお腹も心もご満悦。

最近は、観光客も増えて、近くの現代美術館で人気の展示がある時は人が多いようですが、平日のオープン直後は比較的すいているとのことでしたので、ひとりでのんびりしたい方はぜひ。

時間:月・木・土・日(13:00~18:00)/金(13:00~21:30)※21:00 L.O
定休日:火曜・水曜

102号室「リカシツ」

理化学で使われるビーカーや試験管を暮らしの中に、とのコンセプトで生まれた「リカシツ」。

学生の頃に使っていた懐かしの実験道具と出会えます。

安心・安全な素材で、耐熱性・加工性・透明性に優れている理化学ガラス。インテリアとしてはもちろんのこと、電子レンジやオーブンでも使えるので、料理でも重宝するようです。これは嬉しい!

また、どんな風に使いたいかをお店の方に相談すると、それに適した機能をもつ容器を教えてくれるのですごく助かります!

普段の生活の中でも大活躍の理化学ガラス、使い方の幅はかなり広い。どんな風に使おうか考えるだけでも楽しくなっちゃいます♪

時間:平日(13:30~18:00) 土曜、日曜、祝日(13:00~18:00)
定休日:不定休(休日はリカシツHPの最新情報でご確認ください。)

理系インテリアをもっと知りたい方は
こちらの記事でも紹介しているので併せてどうぞ。
リカシツの理化学ガラスで、ひとり暮らしをもっと楽しく。

203号室「Bahar」

「つくって味わうかわいい手仕事」をテーマに、ワークショップを行ったり、世界各地の手仕事を紹介したりしているBahar(バハール)。

私がおジャマした日はアフリカンプリントの作品が展示されていました。
目にも鮮やかで、これからの季節にぴったり!という感じでしたよ。

展示は、2~3週間ごとに変わるということで、
行く度に、毎回ちがう世界を味わえます。

もちろん、展示品は販売しているので気に入ったものは一緒にお家へ持って帰れますよ♪

また、店主の春日さんが作った刺繍キットやバハールブックスなども置かれているのでぜひチェックしてみてください。

手仕事ならではの温もりのある雑貨や小物、
日本では、あまり見かけない色使いやデザインは
見ているだけでワクワクしちゃいます。

時間:13:00~19:00(4月-9月)、13:00~18:00(10月-3月)
定休日:不定休

※店舗情報は、2016年5月時点のものです。

隣の人と自然と会話が生まれる空間。
陽だまりのような温もりを感じる時間。
時を重ねた建物が醸しだすにおいを吸い込みながら、ゆっくりのんびりできるfukadaso。

誰かと「こんにちは」とあいさつを交わしたくて
また足を運んでしまう、そんな場所でした。

「fukadaso」
住所:東京都江東区平野1-9-7