


とある日の休日、久しぶりに本棚の整理をしていると、数年前に買った旅行ガイド本を発見。
懐かしくなってめくっていると…
赤丸を付けたうどん屋を完全制覇できず、4軒でギブアップした記憶が蘇り…。
猛烈に「手打ちうどん」が食べたくなって、ネットで国産のうどん粉を注文したwriter本廣です。
実は私、公民館などで親子や子ども達にボランティアで「讃岐のうどん作り」を教えていらっしゃる方のアシスタントを務めた経験が何度かありまして。
今回はその時の感覚を思い出しながら、簡単で食べ応え抜群の「おうちうどん」レシピをご紹介します。
休日、うどん職人になる!

わざわざ自分でうどんを打たなくても、ワンコインあれば身近なお店で本場さながらのうどんが食べられる時代。
でも、やっぱり自家製・打ち立て・茹で立ては違います!
香りもコシも喉越しも格別な上、麺の太さにばらつきがあるのも味わい深くて愛おしい…。
また、
作る過程で感じる粉からそぼろ状になる時の手触りや、両脚のかかとで生地を踏む時の感触など、うどん作りそのものが『癒し』になります。
「最近、仕事も日常もルーティンばかり」
「無心になって何かに没頭したい」という女子はぜひお試しを。
うどん作りのために用意するモノは?
うどん作りの材料

■うどん粉…300g
■食塩水…(塩12gと水138ccを混ぜておく)
上記は3人前。
作りやすい分量だからという理由もありますが、せっかくなら自分で打ったうどんを存分に満喫してほしい!
この際、バリエーションを変えて「おうちうどん」をたっぷりと味わいましょう。
作り方は簡単!たったの5stepでうどんが作れる!
①ボウルに入れたうどん粉に食塩水を注ぎ、切るように混ぜてそぼろ状にする。
※食塩水は一度に入れず、最初に半分。そして、残りを2回に分けて入れましょう!
②大きく指を開いて混ぜ合わせ、耳たぶの固さに仕上げる。
ある程度まとまってきたら、握り拳で生地を押し、体重をかけて固めていく。
③生地の真ん中を押し、その周りの生地を中心に押し込むようにして団子状に形成。

④ビニール袋に打ち粉(うどん粉でOK)と生地を入れ、かかとで踏む。
※100回ほど踏み踏みしたら、また団子状に戻す。それを3回繰り返したら、そのまま3時間ほど寝かせて。

⑤まな板に打ち粉をうっすら敷き、麺棒で生地を延ばし、3㎜の幅で切る。
※大きなまな板がないという人は、テーブルに大きめのビニール袋を広げて、四方をガムテープで貼っておくと即席まな板に。

厚さは3~4㎜が理想的!
打ち粉は多めに敷いておきましょう

あまり太すぎると、茹で時間が長くかかるので要注意。
これは…はい、太すぎです。
性格がバレちゃいます。
後は、大きめの鍋にお湯を沸かして、パラパラとうどんを入れて茹でたら完成!
太さにもよりますが、約10分が目安です。
ご存知、うどんの食べ方はいろいろ!
温でも冷やしでも美味しすぎる♡
茹でる前の状態なら冷蔵庫で3~4日は持つので、バリエーションを変えて味わうのがオススメ!
ちなみに、私の定番は「釜たま」です。
ザルで水気を切り、アツアツうどんに生卵・ネギ・ショウガを乗っけて、お醤油をかけて豪快に混ぜて食べる!
翌日は、カレーうどんにしたり、

ザルうどん╳かき揚げにしてみたり。

冷蔵庫にある野菜を加えて、ゴマドレやマヨネーズでサラダうどんという変化球も。
「最近の趣味?そうね、うどん作り…かな」。
飲み会やコンパでモテ度&好感度急上昇!は期待できませんが、一瞬周囲からの注目は集まりそう!
おうちで粉にまみれる休日、なかなかいいですよ。