マスク。
日本ではお面という言葉で語られているものでしょう。
あまり馴染みが無いようで、でもどこか不気味で気になる存在。
そんなマスクをたくさん見られるイベントがやっているようです。
世界中の仮面を集めた「マスク」展

2015年4月25日(土)から6月30日(火)まで。
東京都庭園美術館で開催中です。
アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカのマスクが約100点見られるんだとか。
世界観ありすぎてキャッチコピーが理解できない!
謳え、踊れ、驚異の‘ハイブリッド’たちよ —
引用: http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/150425-0630_mask.html
ハイブリッドというのはどういう意味なんでしょう…
公式サイトを見てみると
仮面を身に着けることによって、人々は自然と向き合い、神や精霊といった目には見えない存在と通じ、物語を演じる表現者となりました。仮面は、肉体と意思をもつ人間と、それを取り巻く世界の境界に位置します。人は動物や精霊や神々、そして物語の登場人物を模(かたど)った仮面を纏い、時に音楽やリズムとともに踊り、舞い、それと一体化することによって、我と仮面(=他者)という両者の力を併せ持つ存在(‘ハイブリッド’)となって、未知なる時空の扉を開こうとしたのです。
引用: http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/150425-0630_mask.html
なるほど。
ただ顔を隠したりするのではなく、自己と外界の境界線がマスクという事だったのですね。
なかなか日常の中で出てこないアイテムなので、
不気味さや神秘をただ感じてしまう人も多いのでは。
展示されているマスクを少しだけ紹介

出典:www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/150425-0630_mask.html
ヤヌス仮面 イボまたはイガラ(ベヌエ、ナイジェリア)
THEいじわるそうなこんな子から

出典:www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/150425-0630_mask.html
カヴァット仮面 バイニング(パプアニューギニア)
こんなファンキーなやつも。

出典:www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/150425-0630_mask.html
コディアック(アラスカ)
マスクってどうしても、笑っていると不気味に感じます。
いかがでしょう。
ちょっとだけ興味、出てきました?
いつもの会社員風のマスクを外して、新しいあなたのマスクに出会えるかもしれません。
会期:
2015年4月25日(土)–6月30日(火)
会場:
東京都庭園美術館(本館・新館)
休館日:
第2・第4水曜日 (祝日の場合はその翌日)
開館時間:
10:00–18:00
(入館は閉館の30分前まで。)
観覧料:
一般:1,200(960)円
大学生(専修・各種専門学校含む):960(760)円
中・高校生・65歳以上:600(480)円