ヒマつぶしコラム

世間に支持され続けるマツコ・デラックス。名言にみる人間性。

どうして、私たちはいつも彼女の番組を見てしまうのだろう…。夜、家に帰ってテレビをつけると必ずと言っていいほど目にする「マツコ・デラックス」さん。そんな彼女(彼?)の名言に見る人間性を考察してみました。やっぱり、好かれるにはワケがあります。

ここ数年、TVで見ない日はないマツコ・デラックスさん。
何故、こんなに世間から支持され続けるのか。
TVという箱の中から私たちが感じているものは何なのか。
これまでマツコ・デラックスさんが語ってきた名言を改めて知りたいと思ったのです。

マツコ・デラックス という人

出典:solife-a.com

1972年千葉県千葉市生まれ。
ゲイ雑誌の記者・編集の仕事を経たのち、20代後半の時期に一度出版業界とも離れ引きこもり生活を送るが、編集者時代に書いていた記事を読んでいた小説家の中村うさぎとの対談をきっかけに、コラムニストや現在の芸能活動に入っていく。

名言を振り返る

アドバイスではなく、ただある本質

意地はって生きて何が悪い
嫌いは好きの裏返し、本当の嫌いはさようなら
余計なことはしない方がいいのかもね、人生
慈悲の精神があるってのは、ある意味すごく偉そうなことよね。仏が俗世の人間たちを哀れむようなものなんだから、アンタに慈悲の精神があるって言われたアタシは、きっとどこかで哀れな人たちを見下しているのかもしれないわ。
アタシはまだ、自分の急所を知らないで生きてる

悩みに答えるとかではなく、誰もがきっと感じているであろう不安や本音、感情の本質を代弁してくれる言葉が多いような気がします。
生活していく中で、ぼんやり感じていることをちゃんと言葉にして私たちに教えてくれます。

孤独や不安がみえる

母には見られないと思っていた東京ローカルの「5時に夢中!」を、ずっと母は見ていたのよ。「チンコ吸えない」だの「ウンコ漏らした」だの言ってる女装した息子をずっと母は見ていたのよ。アタシ、思わず大笑いしちゃったわ。そして、孤独ではない自分を再確認し、号泣したわ。そんなアタシは、絶対的孤独に耐えられるだろうか、孤高の自由を手に入れられるだろうか
自分の理解できないことっていうのは恐怖じゃない?それをうまく理解させてあげられる人が優秀な人なんじゃないの?

孤独や不安を感じると、つい、目をそらしてしまいたくなります。
孤独なんて考えだしたら果てしない難題だし、臭い物には蓋をしたい。
でも、その行為が私たちを鈍感にさせ、人間らしさを失わせているのだとしたら?
不安や恐怖を感じるのは、決して悪い事じゃないかもしれない。受け止められなくてもいいから、私は今傷ついていると知ることが大事なのかも。
同じように痛い想いをしているマツコさんに私たちは、どうしても目が離せないのかもしれません。

もちろん、時代の風潮もきってくれる

でも私ね「ありのままでいい」っていう風潮は良くないと思うのよ
でもね、でもよ。自分さえ信じちゃいない若い子が多いって言うけど、自分のことを信じるなんてのは、罵られ、知らんぷりされ、踏んづけられるような思いをし、そえでもバカみたいに、勘違いでもいいから本当の自分とやらを見つけるために彷徨った挙句、その遥か先にほんの少し、うすぼんやりと見えてくるようなものじゃない
ときめかないのは、お互い様。それを救うのは、無償の愛
頑張ってればいいっていう風潮は良くないわ

寄せ集まった世論は、時に暴力になると言いますが。
それに反して、冷静な判断を声に出してくれる人のような気がします。


いかがでしたか?

マツコさんの魅力は、一言で言い表せるものではありませんが、私たちと“一緒“と感じれることが最大の魅力なのではないでしょうか。

TVに出る人たちは、どこか浮世離れしている印象があるし、感じ方も違うのだろうと思うから私たちはスターに憧れる。

でも、マツコさんの場合は、憧れではなく圧倒的な共感です。

「私もそう思う」と言いたいがために、今日も彼女の番組を見るのかもしれません。

最後に、もうひとつ。いや、もうふたつ。おかわり名言を。

目立ちたいとか、愛されたいとか、報われたいとか、アタシの救いはそんな簡単なものじゃない、なんて格好のいいことを言いたいのはやまやまだけれども、結局のところ、直接的に言ってしまえばそういうことなんだわ、きっと。
ひっそりと「ありがとう」と思ってればいいのよ