ヒマつぶしコラム

日本人なら知っておきたい、神社・寺院の参拝マナー。

神社やお寺は神聖な気が満ちるパワースポット。正しいマナーでパワー倍増!きちんとルールに則って美しく参拝をして回りましょう。

あなたの叶えたい願いは何ですか?
神社・寺院を訪れたら、神様や仏様に失礼のないように、正しい参拝方法で臨みましょう。

神社とお寺の違い

そもそも、神社とお寺の違いはなんでしょう?
鳥居があるのが神社で山門があるのがお寺?狛犬が神社で仁王像がお寺?鈴があるのが神社で鐘があるのがお寺?
もちろんこうした外観の違いは分かりやすいけど、それだけではありません。

神社は日本古来の宗教である神道の宗教施設であり、対するお寺は大陸から伝来した仏教の宗教施設です。
当然お祀りしているものも違います。

神道は森羅万象の全てを信仰の対象とする多神教です。神様に実態はないので、神社にある御神体は神様が降臨する依代となる鏡や石などで、参拝者は見ることはできません。
一方お寺で祀られているのは仏様(お釈迦様、観音様など)。仏像がご本尊として祀られており、参拝者にも公開されています。

成り立ちの違いと参拝の心構え

では、私たち何のために神社やお寺にお参りに行くのでしょう?
初詣、七五三、厄除けなど、幸せを願ったり、人生の節目に参拝に行きますよね。

そもそも神社は自然の神々を畏れ敬い祈祷をする場所でした。現代では人生の節目に幸せを願ったり、仕事や生き方についての願い事だけでなく、今あることへの感謝を捧げます。

一方お寺は僧侶の修業の場。仏様の教えを広める場でもあります。
私達一般の者が参拝する場合は、過去の反省や先祖への感謝を捧げるといいとされています。

おおまかな違いがわかった所で、次は参拝方法の違いについて見て行きましょう。

神社での参拝方法

一連の流れ

出典:local

1.鳥居をくぐる時に一礼 鳥居は人間のエリアと神様のエリアを分ける結界。鳥居の向こうは神域です。くぐる前に一礼し、真ん中は神様が通る道なので、端を歩きましょう。

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2.手水場で手と口を清める 左手→右手→左手に水をすくい口をすすぐ→左手→残りの水で柄をすすぐ→柄杓は伏せて置きます。

3.参拝順序
境内に本社、末社など複数のお社があったら、一番大きな本社からお参りします。

4.お賽銭を投げ入れる
金額に決まりはありません。気持ちを込めて投げ入れます。

5.鈴を鳴らす
神様をお呼びするために鈴を1~3回鳴らします。

6.お参りのしかたは二礼二拍手一礼
一般的には2回お辞儀をし、胸の高さで2回柏手を打ち、最後にもう一度お辞儀をします。

社務所・授与所

大きな神社で、おみくじやお守り、御札などが並べられているところが授与所です。社務所で扱っているところもあります。御札やお守りは神様からの授与されるものなので、販売・購入とはいいませんので気をつけて。
願い事がある場合、絵馬に願い事を記入し奉納するといいですよ。

目的別の参拝方法

七五三、厄祓いなど特別なご祈祷をして頂く場合、予め申し込んでおきます。そうすると拝殿に通され、ご祈祷していただけます。
拝殿でのマナーは神官さんから都度案内があるので、その通りにすれば間違いありません。

また、日本の神々様にはそれぞれ得意分野があります。例えば縁結びは出雲大社(島根県)、商売繁盛は稲荷神社(全国3万社)、安産祈願は水天宮(東京都)、学問成就は天神様(太宰府天満宮、北野天満宮など)という具合に、目的に合わせて参拝すればご利益も絶大です。

寺院での参拝方法

一連の流れ

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1.山門をくぐる 山門は仏様のいる聖域と人間の俗世との結界です。一礼または合掌してくぐり、山門の敷居は踏まないようにしましょう。

2.手水場で手と口を清める
左手→右手→左手に水をすくい口をすすぐ→左手→残りの水で柄をすすぐ→柄杓は伏せて置きます。

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3.線香を上げる 本堂の前に大きな香炉がある場合は線香を焚き、煙で身体を清めます。

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3.線香を上げる
本堂の前に大きな香炉がある場合は線香を焚き、煙で身体を清めます。

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4.灯明 本堂近くにろうそくを捧げる施設があります。仏様に喜んでいただけるように寄進します。

5.鐘をつく
本堂に行く前に梵鐘がある場合、これからお参りしますよという仏さまへのあいさつのために鐘をつきます(お寺に確認が必要)。
賽銭箱の前に鐘(鰐口)が吊るされている場合も、参拝前に鳴らします。

6.賽銭
金額に決まりはありません。気持ちを込めて投げ入れます。

7.礼拝
合掌して礼拝します。柏手は打ちません。数珠を持って行くといいですね。

寺務所・授与所

神社と同じように、授与所にてお守りやおみくじ、御札を受けることができます。
絵馬の奉納も受け付けているところもあります。

目的別の参拝方法

神社での厄祓い同様、お寺では厄年の厄除け祈願が随時受けられます。
また、虚空蔵尊に知恵を授けてもらう十三参り、除夜の鐘をついて煩悩を消す除夜参り、四国88か所の札所を巡礼し自らを見つめ直し救済と再生の旅となるお遍路など、人生の節目や自分と向き合いたい時に参拝するのもいいかもしれませんね。


ご利益やラッキーパワーを求めてめぐる神社仏閣。お願いするばかりではなく、願いが叶ったらお礼参りをするのを忘れずに!そうすると、また次のラッキーにめぐり逢えますよ。
さぁ、大人として恥ずかしくない参拝方法をしっかりとマスターして、さっそく出かけましょう♪