ひとりのおうち時間

ガイ・リッチー監督おすすめ映画『スナッチ』。とにかくスタイリッシュ!

マドンナの旦那様ガイ・リッチ―監督のおすすめ映画「スナッチ」。登場人物が多い映画なのですが、出てくる人たちがとにかくスタイリッシュ!映像をみているだけでも満足出来ちゃうほどです。

雨が降ったりやんだりと不安定な天気のときは
アウトドアを楽しむ気分でもないし、
家でゆっくりしようと決めて、映画でも見ませんか。

今回は、ジメッとした空気を吹き飛ばす爽快な映画『スナッチ』をご紹介します。
英国人監督ガイ・リッチーらしい、スタイリッシュで疾走感のある小粋なおすすめ作品です!

『スナッチ』 という作品

あらすじ

事の発端はフランキーが強奪した86カラットのダイヤ。ギャンブル狂のフランキーは、非合法な賭けボクシングに興じていたすきをつかれてダイヤを盗まれる。ダイヤを追うNYマフィアのアビーと殺し屋トニー。さらに、賭けボクシングのポロモーター・ターキッシュと賞金稼ぎをしようとするミッキーも加わって、ダイヤをめぐる争いが起こる。果たして、最後にダイヤを手にするのは誰なのか…。

みどころ

多彩な登場人物

とにかく、登場人物が多い…!要は、ダイヤモンドを巡ってギャングやマフィアなどの裏社会に生きる悪ーい男たちがいざこざするというお話なのですが、主要な人物が13人+犬1匹と多く、一人一人のキャラクターのアクが強くて憎めないやつばかり。そしてそこに、ブラックユーモアがうまい塩梅で散りばめられていることで、悪いやつしか登場していないのに、何故かかなり笑えます。

おバカな下っ端のソルとビニーは、強盗に入ったものの全くお金を出して貰えず、あげく防犯カメラにもバッチリ映っちゃうダメなやらつだし、一度に6発の銃弾を歯で受けとめたことがあるらしい殺し屋のトニーが意外に一番冷静だったりする。“銃弾をくぐる男”と呼ばれるボリスは、何度も銃で撃たれてるのに全然死なないし、トレーラー生活をしている流浪民族の集団は訛りが強すぎて、ほとんど何を言ってるか分からない。
という始末。

もう色んな悪党が入り乱れて、まさにハチャメチャですが、これがラストにはとてもストンとまとまります。それがお見事!

さらに、話を盛り上げる音楽の使い方が秀逸で、シーン毎に最適なタイミングで絶妙な音が流れてきます。

悪党たちの変な間合いと音楽の掛け合い、これはぜひ注目です。

前作『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』

ガイ・リッチーは、『スナッチ』より前に制作している『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で一躍有名監督になったのですが、実はこの映画、ストーリー展開は『スナッチ』によく似た作品。
大金を手に入れたい若者たちが裏社会の悪党たちと入り乱れてテンポ良く話が進んでいくという構成がまさに同じで、『スナッチ』にも出演しているジェイソン・ステイサムやヴィニー・ジョーンズも出演しており、ヴィニー・ジョーンズに至っては同じような殺し屋の役です。
『スナッチ』で、ミッキー役を演じたブラッド・ピットは『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』に惚れて安いギャラで『スナッチ』の仕事を受けたそうです。

もちろん『スナッチ』の方が多少バージョンアップされている感はあり、出演者もブラッド・ピット、ベネチオ・デル・トロ、ジェイソン・ステイサムと豪華で見応えがあるのは確かですが、もしこの世界観を気に入った方は、一緒に『ロック・ストッキング・スモーキング・バレルズ』も御覧ください。
きっと、気に入ると思いますよ。


ハリウッド映画とは、また一味違う英国映画。
やはり、オシャレなんです。

日本で同じような映画を作ろうと思っても、
絶対にダサいのが目に見えます。

そして、なんだかんだ言ってブラッド・ピットがかっこいいんです。
それだけでも見る価値はあります。

空に靄がかかる日。
あなたの週末にシネマを。

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2001年公開
監督・脚本:ガイ・リッチ―
製作 :マシュー・ボーン
キャスト:ブラッド・ピット
ベニチオ・デル・トロ
ビニー・ジョーンズ
ウィリアム・ベック
ニッキー・コリンズ
ティーナ・コリンズ  ほか

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