毎夏恒例の人気展示会になりつつある、アートアクアリウム。
みなさんはもう行ってみましたか?
縁日の屋台や浴衣の柄などで日本の夏を象徴し彩ってきた金魚。
今年も舞妓や花魁、剣舞とコラボレーションし、夏を盛り上げてきましたが、それもそろそろ終わり。
暗闇の中揺らめく真っ赤な金魚に、夏の終わりの寂しさとこれから見られるであろう鮮やかな紅葉を重ねて、大人の時間を楽しみませんか。
アートアクアリウム 2015 日本橋で9.23まで

『ECO EDO 日本橋 アートアクアリウム 2015 ~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム』が現在開催されています。過去4回にわたって開催されてきたこの企画展はいずれも人気で、第5回目となる今回も大盛況とか。今回は、照明や映像、音楽、香りなどを用いた最新演出が多数取り揃えられ、初めての方も訪れたことがある方も楽しめるようになっています。
注目は、23:30まで展示を行う『ナイトアクアリウム』。
19:00~23:30までとなるこのナイトアクアリウムは、アルコールを片手に見ることができるという粋な時間となっています。
おすすめ展示
水戯の舞台

出典:artaquarium.jp
今回のアートアクアリウムの目玉ともいえるこの作品。
蓮の花をモチーフとした「ロータスリウム」や金魚の動き一瞬一瞬が模様となる「手鞠リウム」などからなっており、伝統的な芸と最新のエンターテイメントが融合したものに仕上がっています。
琳派リウム

出典:artaquarium.jp
尾形光琳・乾山兄弟によって発展し、紅白梅図屏風などに代表される“琳派”の「たらしこみ」と呼ばれる技法が生み出す連続性を取り入れ、また最新技術と融合させることによって金魚の動きに呼応して変化する背景を実現しました。
煌びやかな背景に金魚が落とす影が美しい。
カレイドリウム

出典:artaquarium.jp
大人気作品であるカレイドリウムを6面体の万華鏡として、立体的に再現した作品となっています。
金魚の尾ひれがゆらゆらとする度に、万華鏡のように無限の光を生み出します。
毎週木曜日は日本酒〈獺祭〉デー

出典:artaquarium.jp
開催期間中は、多くの催事が行われています。
期間後半なので、すでに終わってしまったものもありますが、これは是非楽しみたいところ。
毎週木曜日に日本酒の〈獺祭(だっさい)〉バーが登場します。
2012年ロサンゼルスのインターナショナルワイン&スピリッツコンペティションにて金賞を受賞、さらには2011年には国内でも純米酒大賞を受賞し、国内はもとより海外でも人気があるこのお酒。
この機会にご賞味あれ!
またシルバーウィーク中は、最終日を除き毎日DJイベント等が行われるので、こちらも要チェックです。
展示会情報
期間:7月10日(金)〜9月23日(水)
場所:日本橋三井ホール
東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 5F[エントランス4F]
時間:11:00~23:30(最終入場:23:00)
アートアクアリウム:11:00~19:00 ナイトアクアリウム:19:00~23:30
休館日:会期中無休
入場料:当日:大人 1,000円
※展示会情報は、変更されている場合もあります。事前にご確認ください。