ひとりのお出かけ

【原宿 BLUM & POE】奈良美智の『Shallow Puddles』展

世界的に有名な奈良良知さんの絵皿シリーズ『Shallow Puddles』展が開催中です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

奈良美智さんてどんな人?

青森県出身の1959年12月5日生まれの55歳。
愛知県立芸術大学大学院を卒業し、名古屋市芸術奨励賞を受賞している画家・彫刻家。
世界的に評価されているポップアート作家で、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど日本の現代美術の第二世代を代表するひとり。にらみつけるような目の女の子をモチーフにしたドローイングやアクリル絵具による絵画で知られています。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%BE%8E%E6%99%BA

どんな絵画を書くの?

奈良さんの描く絵は、生意気なんだけどどこかチャーミングといった少女の絵が多いです。
その少女の顔は楽しそうだったり、寂しそうだったり、泣きそうだったりと色んな表情を見せてくれます。
2012年に「君や 僕に ちょっと似ている」というテーマで横浜美術館で個展を開きました。そのテーマからも伺えるように奈良さんは自分の心をこの少女に投影しているのだと思います。
確かに子供のころは自分の感情がすぐ顔や態度に現れちゃうほど自然体のままでしたが、年を重ねるにつれて自分の本当の感情も見失ってくるような気がします。
奈良さんの絵を見たら、子供心を思い出せたり、感情というものにシンプルになれたり共感ができたり。
本来の自分にかえれる時間を過ごせます。
奈良さんは子供にある「純粋」「無垢」「素直」を大切にしているのでしょうね。

そして何かを訴えかけるような少女の顔に引き付けられ目が離せなくなってしまいます。

目が特徴的。

反抗期のようなつり目の少女。

出典:risou.pixnet.net/blog/post/18769123-%E8%A8%AD%E8%A8%88%E2%95%91-%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%BE%8E%E6%99%BA-.-a-to-z-

着させられているかのような着ぐるみがチャーミングですね。 七五三の時に着物を着させられたのが嫌だったことを思い出します。

出典:matome.naver.jp/odai/2132298714401549801

普段は悪さばかりで言うことを聞かない子でも、好きなものに触れて喜ぶ姿は愛おしくてたまらないですよね。

心安らかな目を閉じた少女。

出典:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784568103946

目を閉じているけれども決して寝てはいない様子。満点の星空を想像しているかのような穏やかさ。心が癒されます。

出典:www.new-york-art.com/old/Japanese-artist-nara.php

好きなものをお腹いっぱい食べてそのまま気持ちよく寝てしまった。まるで天使のようですね。

未来に期待しているおめ目キラキラな少女。

出典:mb.mrs.living.jp/kuunerucinema3/118738

恐らく体重計の意味を分かっていないですね。子供が大人の真似ごとをして喜んでいる様子みたいです。

出典:laughy.jp/item/5539de9f0cf2825a45c632da

目がワニのよう。 動物園ではぼーっとしているように見えるワニだけれども警戒心が強くデリケートな一面を持つワニを反映しているのでしょうか。

僕は作品を作るとき、いつも本能的であまり考えてなくて、後から「そうだったのか」とわかってくることが多い

引用: http://www.cinra.net/interview/2012/08/01/000000

本能に従ってこんな絵を描けるだなんて。。。

24時間テレビのシャツのデザインにも

2012年の24時間テレビで、「未来」を題材に、番組MCを務めた嵐の大野智さんとコラボしてTシャツを制作。
およそ2か月で意見を出し合い、表面には奈良氏の描く特徴的な子どもの絵を中心に、頭に”未来”を連想させる双葉、瞳には大野が執筆した「未来」の文字が挿入されています。

未来ある子供たちという意味では、奈良さんの絵がぴったりですね。
大野さんも絵画を描くようで、仲が良いそうです。

大野は「奈良さんと一緒にできるということで安心しました。すごく楽しくやらせていただきましたね」とニッコリ。奈良氏とは2009年に対談してからプライベートでも親交が深いといい「(奈良氏の作品に)絵の深さを感じたし、すごく学びました。僕も生きるように絵を書きたくなったし、徐々に影響受けてます」と感化されていた。

引用: http://www.oricon.co.jp/news/2011951/full/

『Shallow Puddles』展では12点の絵皿が見れる

2004年と2006年に制作されたペインティング作品を展示します。 今展の中心となるのは丸く浅い皿に描かれたペインティング12点でキャンバス生地がパッチワーク状に貼付けられた作品です。

引用: http://www.tokyoartbeat.com/event/2015/8498

お皿の背景の色に優しい色調が多く、暖かい空間になっています。
12枚のお皿にはそれぞれ少女が描かれており、水に浸かった世界への入り口にも見えます。
似ているけれど違う、ひとりひとりから感情が伝わってくるような作品たち。
思わず釘付けです。

是非、奈良良知さんの作品を見て、「この子がどんな気持ちなのか」「自分はどうであったか」と独自の視点で子供心を思い返してみてはいかがでしょうか。


企画展情報

会期:2015年10月2日(金)~11月14日(土)
会場 :東京都 原宿 BLUM & POE
   東京都渋谷区 神宮前1丁目14-34
時間:11:00~19:00
休館日:日、月曜、祝日
観覧料:無料

※展示会情報は、変更されている場合もあります。事前にご確認ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加