ひとりのお出かけ

「アートと生活」を体現し続けるスパイラルマーケットの想い。

アートやデザインがいたるところに健在し続ける青山・表参道。今回、その中で常に生活に融合してきたSpiral Market(スパイラルマーケット)を取材してきました!

青山の通りに面したSPIRAL(スパイラル)。1985年にオープンして以来「生活とアートの融合」をテーマに、ビジュアルアート、パフォーミングアーツ、音楽、デザインなどを発信し続けています。今年は30周年という記念の年。
SPIRAL(スパイラル)のビルには、ギャラリーやカフェ、アートスペースが入っています。その中で、今回Metimes編集部が伺ったのはSpiral Market(スパイラルマーケット)。まさに、アートと生活というコンセプトを体現している生活雑貨のセレクトショップ。そこには、思っていた以上に素敵な想いが詰まっていました。

生活の中のアート

編集部が伺ったのは天気の良い朝、開店前にもかかわらず店内はすでに柔らかい照明が灯され、綺麗に並べられた雑貨たちにイキイキとした表情を与えていました。
笑顔で出迎えてくれたのは青山店・プレス担当の河井さん。今回、色々とお話を聞かせていただきました。

スパイラルマーケットのコンセプト

『エターナルデザイン』つまり永く使えるアイテムをセレクトしています。シンプルで使いやすい、飽きがこないからこそ永く使える。ここにはヒット商品というのはありません、それは流行りに流されないモノを扱っているからです。お客様がその時々の生活の中で必要なものを手に取っていただいています。もし、壊れてしまってもまた同じものを使いたい、そしてまたここに来れば手に入るということを大事にしています。

“長い”ではなく“永い”という字をあえて使うほど、時の流れを重視しているスパイラルマーケットのセレクト。いずれは移り変わる流行りに左右されることなく、自分の生活を確立できる。なんだかちょっと大人の女になった気分です。壊れたから修理してほしいという問合せもあるようで、ケースバイケースですが作家さんと相談してお受けできるものは受けるようにしているそうです。スパイラルマーケットを利用されるお客様にもしっかり想いが伝わっているんですね。

ずばりアートとは?

『生活とアート』というのがスパイラルのコンセプトですが、私たちが考えるアートは尖ったデザイン性やカラーを求めるのではなく、同じ器を精巧に作り出す職人さんの技術の高さや生活していく中で手に馴染むモノの形、使いやすさということをアートと思っています。永く使えるとは割れないようにプラスティックの素材を使用するということではなく、割らないように丁寧に接するということ。そのために良いモノを選んでほしいと思っています。

これには、編集部一同ため息でした…。忘れていたモノを大切に扱うという心の余裕。それが『アートと生活』にもつながるのだという盲点。消費される多くのもの。単調に過ぎる時間の流れ。そこに、疑問を呈してくれたようでした。編集部が陶器のディスプレイに見とれていると、

シンプルな食器は、重ねて収納しておくときでさえ、美しい佇まいです。 たまにでもいいから良いモノを使ってみようというふうに、丁寧に生活を考えるきっかけになればいいなと思っています。毎日は私も難しいですけどね 笑

そう笑顔で話してくれた河井さん。とりあえず一言、素敵すぎます。


最後に

慌ただしい日常生活の中で、ついおざなりになりがちなモノへの愛着。壊れればまた新しいのを買えばいいやという気持ちではなく、自分の手にしっくりくるモノを永く使い続けたいという想いが大切なのですね。モノも情報も溢れている今だからこそ大切なのかもしれません。少し背伸びをしてみたくなりました。

vol. 2では、スパイラルマーケットの店内を色々と紹介しています!

vol. 3では、永く使うことができるかわいい雑貨・小物をご紹介しています!