ヒマつぶしコラム

【心理学】ブランド品を買うその心理はコンプレックスから来ていませんか?

心理学的にコンプレックスとブランド品には密接な関係性があることが分かっています。 最近は若くして、高級ブランド品を持つ人が増えています。でもその深層心理は根強いコンプレックスから来ているかもしれません。

10代、20代でも高級ブランド品を持っている時代。

街中を歩いていると、日本では若くして高級ブランド品を身に着けている人が多いよう感じます。
(中学生がシャネルのお財布を持つと違和感を感じるのは私だけでしょうか。)
それゆえブランド品は遠くても近い存在だと思います。

ブランド品。キラキラしてて可愛くて憧れの対象です。
しかし自分の収入に見合ってないのに高級ブランド品ばかり買ったり、お金があるからと言ってブランド品に執着しているのは少し異常な心理状態ではないでしょうか。
心理学的に読み解くとどうなるのでしょう?

ブランド品でコンプレックスを埋める

人は誰しもコンプレックスを持っているものです。
それは容姿であったり学歴であったり、家柄・・・。人によって様々です。
「なんで私は○○が足りないんだろう」ふと思ってしまう瞬間ありますよね。

だからコンプレックスを克服するために勉強したりスポーツや音楽を頑張ったりして克服しようと努力しているのです。このようにコンプレックスを別のことで埋めようとする心理を「補償」といい、ブランド品を身に着けるのも補償行為のひとつです。また、ブランド品は他の人と差を付けたいという心の反映でもあります。
また近しいものでは、ブランド品以外にも、学歴・家柄を自慢したり、高級車を乗り回すことでハクを付けてコンプレックスを補償する心理を「間接的自己呈示」といいます。

このようにコンプレックスからくるブランド品への執着はとても良い状態とはいえません。

どうしてコンプレックスをブランドで埋めちゃうんだろう・・・

ずばり、「他人との比較」によるものです。
受験・就職・昇進と誰かが良い思いをしている一方で、誰かがそうではないいわゆる「競争社会」にいるためです。
小さいころから、良い思いをするために教育を受け、教育も他人との比較によって出来上がってきました。そのため競争に勝たないと自分の価値はないという心理状態に陥ってしまいやすいのです。
そして、ソーシャルメディアの普及により自分は他人とは違う。よく見られたいという虚栄心が大きくなってしまうのも一因であるといえます。
それが一番安直に表現できてしまうのが、ブランド品なのです。ブランド品を身に着けることによって「他人よりも上」と思い込みたいのです。
心理学として考えてみると、意外な一面が見えてきますね。

コンプレックスを乗り越えるには。

「ありのままの自分を受け入れてあげること」です。
自己受容さえできればコンプレックスをブランド品に頼って埋めようとしたり、人からよく見られたいと感じることはなくなるはずです。

「この世に完璧な人間は一人も存在しません。だから、完璧を求めるのはおやめなさい。」

牧師として多くの自己啓発本を出したジョセフマーティーもこう言っているのです。完璧を目指してコンプレックスを埋めようと躍起になるよりも、自分の良いところを伸ばしてあげることが自己受容にも繋がると思います。
また、心理学者の植木先生は日本人に合ったコンプレックスの解消法を教えてくれています。

コンプレックスまみれの心を楽にするだけなら、方法は簡単です。自分のコンプレックスについて考え続ければいいのです。2週間もコンプレックスのことだけ考え続けると、悩むことに飽き、どうでもよくなるときが来ます。この塩塗り療法が、日本人には一番効くのです。

引用: http://systemincome.com/20715


最後に

いかがだったでしょうか?
心理学から読み解くブランドとコンプレックスの関係性。ブランド品に執着をしていなくても、コンプレックスを取り除くためにブランド品を買ってしまう。あながち「ない」とは言い切れない人もいるのではないでしょうか。

しかし、ブランド品で自分のコンプレックスを埋めるって寂しいことだとは思いませんか。
ありのままの自分を受け入れてあげた方が、ブランド品で補った虚栄心よりもはるかに幸福を感じれるはずです。

参考文献
匠栄一(2005年)「イラストでわかるやさしい心理学」成美堂出版

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