北風が吹きつけるつらい季節。年末年始に向けて気温もどんどん下がり、寒いを通り越して痛い時すらあります。そんな冬の強い味方「こたつ」。
こたつには中毒性があるのではと思うほど、一度入ったら出られない…。
出られないのならば、開き直ってこたつを思いっきり楽しみましょう!
今回は、こたつの楽しみ方をご紹介します。
こたつに入る前に用意しておくもの
こたつとの戦いは長丁場です。トイレに行くなどの生理現象は我慢できませんが、それ以外では極力出たくない。ならば、何があればこの戦いを生き残れるのか考えてみましょう。
飲み物・食べ物
これは、言わずもがなですが人間は生きている限りお腹がすき、喉が渇きます。いつ何時、口寂しくなっても安心できるように必ず用意しておきましょう。
見習うべきは、おばあちゃん家のこたつ。こたつの上には必ず、籠に入ったみかんや小袋のお菓子がありませんでしたか?答えはアレです。

漫画全巻
TVやネットをずっと見続けているのもいいですが、飽きた時の秘策はやはり漫画。それも好きな漫画は読みだすと止まらないので全巻揃えて近くに置いておきましょう。
1日がすぐ終わってしまいますね…、きっと。

リモコン各種
全てのリモコンをスタンバイ。あらゆる煩わしさからの解放…!
動かずにパソコンをつけ、音楽を流し、TVまでつける。この贅沢空間。こたつLOVE!

クッション・座椅子
これもこたつの必需品。腰に負担をかけず、いつでもゴロゴロできる体勢になれる。
自分を取り囲むようにクッションを配置すると、どの角度で倒れ込んでもあなたを優しくキャッチしてくれますよ。

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コンロとやかん
これは、こたつ上級者におすすめ。コンロとやかんさえ置いておけば、お茶も飲めるし、カップラーメンにお湯を注いで食すことも可能です。動く気ゼロの時はこれに限ります。しかし、ガスや火には十分に気をつけてください。

こたつで楽しめること
こたつに入ったら、さぁ、ダラダラしましょう
1.ひたすら何かを見る
TV、パソコン、携帯、DVD、ひたすら見る。これは王道です。
2.ひたすら寝る
睡眠でなくても、横になってゴロゴロする時間は確実に増えます。
3.ひたすら食べる
とりあえず、太らないように要注意です。
4.ちょっとストレッチ
同じ体勢を続けていると、体はガチガチに。こたつに入ったままでも手足をバタバタさせたり、腰をひねったりして少し体を動かすことを忘れずに。
5.たまにはゲーム
年末のような余裕がある時にしか、登場することのないゲーム。こたつと一緒にはじめてみてはいかがでしょう。
6.最後は妄想
やりたい事を全てやりつくしたら、もう何も使わず妄想の世界に入るのはどうでしょうか。ゴロンとして、素敵な男子とのLOVEを妄想するもよし、大好きな食べ物を妄想するもよし。ニヤニヤしましょう。

こたつの注意点
こたつから動かないためのあれこれをご紹介してきましたが、ずっと入って動かない、ましてやそのまま寝てしまうとさまざまな危険もありますので気をつけてください。

注意点1 脱水症状
通常の睡眠でも人はコップ1杯分の水分が失われていると言われています。こたつで寝るとなると失われる水分量はそれ以上。これにより脱水症状になる危険性もあるので要注意。
よくこたつで寝ると風邪をひく、と言われる原因も同じ。乾燥した喉や鼻からウィルスが侵入しやすくなったり、局所的に加温されていることで体に負担がかかっているのです。
注意点2 便秘
脱水症状が原因で、引き起こされると考えられるのが便秘。小腸や大腸の水分も奪われ便もカチカチに。普段から便秘が気になる方は特に気をつけてください。
注意点3 脳梗塞
こちらも脱水症状が原因で、血管からも水分が奪われた結果、引き起こされると考えられるのが脳梗塞。ドロドロの血になるリスクがあるので危険!
注意点4 不眠症
布団とは違って、硬いところで寝ることがほとんどなこたつは体にかなりの負担をかけています。腰や背中が痛くなる人も多いのでは?これでは、疲れはとれません。また、体温以上の温かいこたつでは睡眠のリズムも狂いがちなのです。
こたつと良いお付き合いを

冬には、魅惑的なこたつ。ずっと入っていたいものです。そのために、手の届くところに必要なものを全て揃えておくのがポイントです。年末年始くらい、こたつでダラダラすることを楽しみましょう♪ただ長時間じっとしていたり、寝てしまったりすることで伴う危険もあるので、そこに注意しながら、こたつとは良い関係を結んでくださいね。