25歳の藤原伊織さんは「国民に相談もせずに政府の言いなりにさせてしまったことにイライラし、怒りを感じている」と語った。「私たち若い世代は自分たちの将来のためにもっと発言する必要がある。だから私はここにいるのです」

「先週の台風で日本国民が苦しんでいる間、彼らが多額の費用を費やし、多くのゲストを招待している間、家にいるわけにはいかなかった」と、今日葬儀が行われ数千人が集まった会場からほど近い上平彩香さん（25）は語った。多くのゲスト、地元および国際的な指導者、特に日本の最も緊密な同盟国からの人々。

横断幕と叫び声で 「国葬にノー」主催者や地元メディアによると、約２５００人が東京の街を行進した。 公園では警察の監視下でデモ参加者が群衆に演説する集会もあった。

「民主主義国家である日本の首相として安倍首相が行ったことは賞賛に値するものではない。 このような行事に価値があるという証拠はない」と元首相の二度目の国葬について抗議参加者は述べた。 最初の出来事は1967年、第二次世界大戦終結後に国を率いた指導者、吉田茂の死とともに起きた。

このように葬儀は、7月に手製銃による2発の発砲で暗殺された安倍首相の複雑でしばしば物議を醸す遺産を浮き彫りにする出来事となった。

安倍首相の暗殺は当初、彼が日本に安定と安全の感覚を与えたことを多くの同胞に明らかにさせたが。 この雰囲気は国葬の発表で一変した。 世論調査によると、日本国民の反対が強まったにも関わらず計画は実施された 約60％が反対。

葬儀と安倍首相の政治的遺産に反対する声を上げている人の多くは高齢の日本人だ。 戦争で心に傷を負ったこの国では、古い世代が長い間、日本が軍事に多額の投資をすることを防ぐ「平和主義」憲法を主張してきた。

しかし、安倍首相は国民投票や議会の手続きではなく、憲法の再解釈によってこれを変えようとした。

この措置は、 物議を醸しており不人気であるしかし、安倍支持者、その多くは若い日本の人たちからの評判はますます高まっている。 戦争の記憶のない彼らは、日本の領土に対する中国の攻撃的な主張にますます反応している。

彼らにとって、安倍首相は日本を再び国際地図上で重要な存在に押し上げた稀有な政治家だった。

岸田文雄首相と自民党は、国の反応を考慮せずに安倍首相を讃える決定を下した。

しかし、安倍首相が国民から非常に尊敬されていた人物でもあったことは否定できない。

武道館前～葬儀が行われた東京スタジアム～ 花を手にした弔問客の列は3キロ以上に渡って続いた。 彼らは黒い服を着て花を持って最後にもう一度敬意を表した。

「私は安倍氏と彼に関するすべてが大好きです。だから私も参加します」と19歳の少年は語った。 別の女性は「首相としての長年の勤務に感謝」を示すために来たと語った。

安倍首相は2006年から2007年まで、そして2012年から2020年まで日本の首相を務め、日本史上最長在任大統領となった。

安倍晋太郎元外務大臣の息子であり、岸信介元首相の孫である安倍首相は政治王であり、依然として日本の政治において影響力のある人物とみなされていた。